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そうなんだよ、そういうこと、なんだけど… [テレビ番組制作日誌]

レギュラー番組のMA。
今日は3本録り、ディレクターも3人。
音付けのときに、初めて他のディレクターが作ったものを見る。

やっぱり、そういうときって自分のが一番オモシロいなあとか、今回はちょっと失敗したぜとか思いながらボクは見る。
他のディレクターが作ったものを見ながら、なんてまあ荒い編集だ…と思いながら見ていた。ボクよりもずっとキャリアのある人のものだ。ボクがADで床をなめてたときに、すでにディレクターをやってた。でも、同じ立場だから言う。編集下手だ。取材の狙いも浅い。
でも、なんだか変な引っかかりがある。オモシロいかは別として、「何か」が気になる。
そういうのってやっぱりナレーターさんも引っかかる。
終わってから話題になるのは、その「何か引っかかる」ところのこと。ボクの作ったものも、ナレーション収録が終わったときに、局のプロデューサーには「オモシロい」と言われた。でも、なんだか自分では納得できてない。

そうなんだ、結局うまくまとめても、「するっ」と終わってしまう。なにか、なにか分からないけど「何か」が引っかかりキモチ悪くても印象付くモノが心に残る。
それが、すばらしい番組と同等ではない。でも、まず見てもらえること。それってテレビでは一番大事な要素の一つなんだよなあ。

自分のは、なんだか「する」っと脇を抜けていった。

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