どんなに勝っても現実は… [ふたご]
そのあとは、いよいよ年末に向けて大編集大会だ。
今週末はそのための中休み、ようやく休めた。
夕べから、朝5時まで撮りためていた番組を見ながら整理。仕事の延長みたいで、なんだかなあ…なカンジ。
寝だめしようかなと思ってたら、案の定、昼ころ子供に起こされる。
で、午後から「大」モノポリー大会。
もう2ヶ月くらい、子供との約束をすっぽかしてきたので、ようやく。
でも、実はモノポリー苦手なんだよなあ…という心の叫びとは裏腹に今日はなんだか調子がいい。ガンガンホテルとか建てちゃって、不動産だけで在りし日のTK状態。残った現金も相当なもん。
子供相手ながら、容赦はしない姿に嫁さんからもブーイング。
終わってみれば一人勝ち状態だったんだけど、現実に戻って財布をのぞくと、なんだか寂しさが残る。
まだ、ダメだった… [ふたご]
日曜朝、子供に起こされて、公園に行きたいとせがまれる。
嫁さんの胃腸炎はたいしたことないらしく、昨日からは復活している。ボクも今日は随分体調がいいので、子供と出掛けてみることに。
外に出たら風が少しあったので、以前買ったまましまってあったスポーツカイトをもって公園に。
でも、なかなかいい風が来ず墜落ばかり。子供たちに渡すどころではなく、一人で走り回ってしまったおかげで、途中から変な汗が。だんだん具合が悪くなって来た。
子供にあやまりながら家に帰ると、嫁さんが雛人形を飾っていた。
ボクが随分急かしていたのを、ようやくといった感じ。3月生まれの子供たちの名前を「桃の節句のひな祭り」から拝借したので、毎年、節句は大切にしているつもり。
雛人形は、新しいのを買ってくれそうだったけれど、嫁さんが買ってもらった20数年前のものがいい感じだったのを知っていたので、子供の初節句の時、それを譲ってもらった。
ホントは7段なんだけど、住宅事情を考えて内裏だけ。
嫁さんは関西の並びにするので、何となく違和感がある。CMなんかで見る並びとは逆なのだ。関西と関東で内裏雛の並びが違うなんて、子供が産まれるまで知らなかった。
夕方から、すっかり体調を崩し、リビングのソファーに布団を敷いて寝る。
やっぱり、まだまだアデノが暴れ回ってるカンジです。
子離れ [ふたご]
慌ただしい年末年始。とりあえず年内に仕事を片付けて帰郷。
降雪で一部チェーン規制のため4駆にシフトして徐行。結局最後の30キロは2時間弱かかった。疲労困憊。
2日は子供と一緒にスキーに。
子供をスクールに入れて、嫁さんとリフトで頂上に向かう。
目の前に富士山が。おー、新年ぽいぞ、なんだか。
去年スキーを始めた子供たち。
ボクが頂上から下ってくると、見たことのある小さいのがリフトを降りて来た。ビックリしたことに娘の片方はリフトを使ってのレッスン。
しばらく後ろから眺めていると、ボーゲンで下って、停まることも出来ている。子供の上達は早い!
同じコースで、嫁さんはダイナミックにこけていた。
もう一人の娘はリフトは使えないものの、緩斜面では一人でも滑ることができていた。こっちは、マンツーマンでのレッスン。去年は2時間でリタイアしたのに、今年はスクールが終わっても、まだ滑りたいというほど…。
結局、最後は娘2人を連れてクワッドリフトでほぼ山頂まで。怖がることもなく滑る姿を見て、子供の成長を感じる。なんだか変わってないように見えるけど、ちゃんと大きくなってるんだな。
3日に兄貴が帰郷。
ボクらは東京に帰る。
と、何気ない一言が、思わぬことに。
娘たちが大好きな、兄の娘が「今日帰らないで、私たちと一緒に帰れば?」と勧める。ボクらも冗談で、勧めてみる。最初は嫌がっていた娘が、夕食中に突然、「今日は帰らない」と宣言。
ボクと嫁さんは4日にどうしても外せない用事があるので東京に帰らなくては。焦るボクら。
でも、娘たちの意志は固いらしく、もう田舎に残って6日に兄貴達の車で帰ってくる気だ。若干とまどったけれど、それもアリかなと、嫁さんに相談すると、あっさり「いいんじゃない」。
で、結局嫁さんと二人で帰京する。
思わぬ子離れ。
帰りがてら、年末に娘に買った江戸いろはカルタを思い出した。
「かわいい子には旅をさせよ」
これって、子供の為でもあるけど、親の試練でもあるよなあ。
まあ、明後日帰ってくるから、そんな大袈裟なことじゃないけど。
そんなに難しいか? [ふたご]
週末は娘の学芸会。演目は「はだかの王様」
わが双子の娘は、王様の娘役と、ウソつきハタオリ役をしとめた。
金曜に1回、同じものを土曜に1回、計2回の上演。
最近ビデオ撮影することを躊躇している。
なんか、撮影することばかりに気がいって、子供の姿をきちんと見られないような感覚があるからだ。
でも、今回は2回上演なので、僕の行かれない初日に嫁さんに撮ってもらい、2日目は二人で見ようと決めた。
ビデオ撮影できる場所が限られていて、ステージの対面、しかもやや俯瞰気味になる2階ギャラリー席から。ステージとカメラの距離もある。最近活躍してくれているパナのちっさなデジだと画的には充分よりきれるけど、音が不安。台詞は生音なので、ここは久しぶりにソニーの業務機の出番。マイクも付属ではなく、もっと指向性の高いものに変えてある。
問題は2点。
まずは、三脚を禁止されているので、あのでかい機材を手持ちで、しかもかなり玉を長くして撮るのでぶれることが予想できる。一応、一脚の用意と、あとは最前列を狙って柵に固定だな。
もうひとつは、撮影するのが嫁さんだということ。基本的な設定は済ませたし、フォーカスはいじることが出来る。色はオートでいけるだろう。
ということで、ボクはロケに出掛け、嫁さんも撮影に。
終了時間になって、「撮れたと思うよ」と心強いメールが。
夜、自宅にてラッシュ。ところが音が出ない。
デッキを変えてみるが、やっぱりダメだ。
おかしいなーと思いカメラを見ると、マイクのファンタムがOFFに…。
前日の夜にはチェックしておいたので、なにかの拍子にスイッチをいじってしまったのか。
とにかく残念。
で、結局翌日もボクが撮影することに。
まあ、ちゃんと本来の学芸会を見る余裕もあったし、とりあえずよかった。
終わってから、子供の友達の家で上映会という名の飲み会。
途中、僕の番組のオンエアー日だと気づき、全員で見る。なかなか恥ずかしい。
夜まで楽しい一日だった。
ハマりそう [ふたご]
急に兄から誘いがあり、家族でカヌー(カヤック)をしにいくことに。
兄達が数年前から全国の川をカヌーで下っているのは知っていたけど、僕らが参加したのは初めて。
ボクは仕事で寝不足。兄家族の所有するカヌー組み立て中は爆睡。
最初は一人用のカヌーに乗るが、目が覚めて来たところで3人乗りの艇に。子供達を乗せて約15キロ、途中激流や釣り人達をクリアしながら川下り満喫。
2時間ほどの経験でしたが、これ絶対ハマりそう。
帰って来て中古の艇を探すも、あまりの高額にビックリ。
当分は借りればいいかな。
人ごとじゃない、妊婦たらいまわし [ふたご]
奈良で「また」おこった妊婦のたらいまわし…。
今年頭から滞在していた吉野は、前回の事故の隣町。
先日吉野を訪ねたときに、奈良の産婦人科医の状況を聞いてみた。吉野あたりだと、和歌山まで通う人もいるくらい、産婦人科医の不足は深刻らしい。
今回の事故で、連絡を入れた病院のひとつ、大阪の母子医療センターは、うちの子供が産まれたところ。日本に数箇所しかない新生児のICUがある病院だ。うちは3重のハイリスク出産だったのだけれど、各所当たってもらい、嫁さんの実家の近くに偶然この病院があったため、そのリスクも最小限に収まった。
もし、違う病院だったらどうなっていただろう…と思うこともある。
その病院では「一般の救急対応をしていない」との理由で受け入れられなかった。「状況」を報告できなかったミスの深刻さがうかがえる。
ボクも産婦人科医や小児科医不足が人ごとではなくなった。
自分の子供がかかる医者のことではない。ボク自身のかかりつけ医のことだ。
ボクは子供の頃から持病があり、今でも年に二度ほど「小児科」で検査を受けている。
先月もその検査があり、ボクの田舎にあるかかりつけの病院へ行った。
診察が終わり、そのあと医師が話があるという。
なんだろうと思うと、その医師は近々病院を辞めるというのだ。ボクが20年来通ってきたこの大きな総合病院は、現在その小児科医と大学病院から週に何回か通う医師で回しているらしい。ところが、医師不足から大学病院は医師を引き上げることを決定した。大学に医者を集中させることが決まったのだ。
ひとりではどうにも回せない、自分の体が壊れてしまう…。苦渋の決断で、総合病院を辞めることにしたという。その後はおそらく開業するだろうと。
だから、ぼくも新たに病院を探さなくてはならなくなってしまった。
東京にいると、まだそこまで深刻に小児科医の不足は感じない。子供たちのかかりつけ医はとても信頼できる人が近くにいるし、大きな小児病院も近くにある(近年中に統合されるらしく、遠くなるので悩みの種だけど)。
そんな中、自分の田舎で自分自身の体験として小児科医不足を感じた。
ボクは日々は東京で過ごすし、今回も東京の病院に変えようと思っているので、それほど問題はないけれど、僕の田舎に住む人たちにとっては、非常に不安な出来事だろう。
こんな状況じゃあ、少子化に拍車がかかる一方だと感じる。
ボクは僕で、「伝なければいけないこと」がひとつ見つかった気がしている。
裏切り続けて…ようやく。 [ふたご]
7月の終わりに夏休みに入った子供たち。
遊びにいこうなー、、、と約束してみたものの、約束をした日は打ち合わせや急遽決まったロケで流れてしまうこと数回。
今回は、事前に制作さんに2日間休みますと宣言。
この土、日(正確には金曜の夜から)、キャンプに行きました。
春先に買ったキャンプ場ガイド。いままで眺めるだけだったけど、ようやく活躍しました!
そのなかで、ちょっと気になっていたところがあったので、そこに行くことに。
丹沢。家から2時間かからないところですが、道はどんどん山の中に。急にみえる街の灯りは遥か足許に…。着いて車を降りた途端、全員が一斉に「寒い!!」
東京は30度を超す真夏日。夜も熱帯夜だろうに、ここは寒い。家を出る前に家族には長袖が必要なことを伝えながら、自分は忘れてしまうとは…。
それでも、周りが夕食を作っているのを横目に、テントとタープを設営。これも買ってから近所の公園で一度練習したものの、ほぼぶっつけ状態。でも、途中一度だけ確認のために取説見たくらいで無事完了。そのころには汗だくでした。
初日は夕食作る時間もないことは分かっていたけれど、レトルトは避けたいし、、、いろいろ考えた末、今回は電源を確保し、ホットプレートを持参。餃子を作る(焼く)ことにしました。キャンパー的には反則だろ!って言われそうだけど。
この場所、ガイドブックでサイトがすべて小川に面している写真を見かけ、とても気に入っていたんだけど、実際もすごくよかった。
なんでも1週間ほど前にテレビで紹介されていたらしく、スタッフによるといつもよりちょと混んでいるらしい。
まあ、見た目は怖そうな(!)お隣さんも、凄くいい人たちで、そんな人とのふれあいもあったりして。
二日目は散歩をしたり釣りをしたりで、まったりと過ごし、夜は焚き火をしながら久々に夫婦で酒を飲んだりしちゃって。
ホントは、もう少し時間を取って海外でも、とも考えたんだけど、これはこれでとても素敵な休日になりました。
さてさて、子供たちは夏休みの最後にいい思い出が作れたかな?
思い立ったら即… [ふたご]
月曜日から編集。
会社の帰りに、バイクに乗りながら週末の過ごし方を考えた。
土曜は子供の授業参観。
日曜はいまのところ予定が入っていない…ということで、出掛けよう!と思う。
いろいろ検討した結果、デイキャンプに行くことに。
場所は青梅の先、名栗。温泉もあるボクの大好きな場所。
土日の宿泊キャンパーが帰っていくのを横目に、僕たちは昼食の準備。
今回はBBQではなく、敢えてカレー。
次回は、敢えて和食なんていいかも。
結局、昼過ぎには貸し切り状態。
子供と川遊び。魚やカニがたくさんいる奇麗な川だ。
子供が小学校に入り、幼稚園の頃よりもちょっと忙しくなってきた。
このまま中学、高校に進めばさらに忙しくなるだろうし、一緒に出掛けることも嫌がったり。とにかく少なくなるだろう。
だから、今のうちに目一杯、一緒に過ごせる時間を作ろうと思う。
次回は子供の夏休み、テント泊かな。
帰京、入学式。 [ふたご]
ようやく東京に戻って来た。
奈良でもブログ、というか日記を付けようと思っていたんだけど、到着後2日目にして宿泊している建物に雷直撃。電気系統がかなりやられる。特に隣の学習室あたりの電気関連の被害は激しかったようで、サーバーのPCやその他ネットがらみのすべてがストップした。僕らのいた客間は雷ガードしてあったので、コンセントにさしっぱなしのPCも無事だったけど。
奈良にいてもメールでいろんなやり取りが出来ていたので、この日以来非常に不便になる。
もちろん予定のブログも更新できず。だから、普通に撮影日誌をつけていました。公開できないほどプライバシー満載だけど。
今回の帰京は、娘の小学校入学式のため。本当は今日の夜どうしても撮りたいものがあったので、仕事優先で残ろうと思ったけれど、周囲のいろんな人から「出席したほうがいいよ」といわれ、悩んだ結果かえって来た。とはいえ撮り逃したくはないので、先週から奈良に来ていたカメラマンに残ってもらい収録。さっきの報告ではねらい通りのものがとれたようだ。
肝心な入学式は…。あっというまに終わり。物足りなさも感じつつ、散りかけの桜を眺め学校を後に。
そのまま幼稚園に行ってランドセル姿を幼稚園の先生に見せた。なんか長年続く伝統らしい。
はじめて写真館で家族4人の写真も撮り、いちおう父親らしいことは出来たのかなと思ってはいますが。
放流画像 [ふたご]
結局、Pプレビューは直しが出て深夜まで。
もうひとりのPが来て、一緒に見る…と、なんと重大なミスを!!前提供10秒を入れずに尺にしてしまっていました。3分番組で10秒を削るのは非常にしんどい作業。結局朝方に終わり。
雨も降っていたし、予定の鮭放流は無しかな〜と思って寝ていたら、嫁さんに起こされ、結局行くことに。こんな天気が荒れた後じゃあ濁流になってるだろうし、イベント自体が中止なんじゃないかと思っていたけれど、近くの橋からちらっと見えた会場には車の列が。結構たくさんの参加者がいました。
川は案外澄んでいて、娘達も自分の鮭を放流。
卵から孵化させたこともあって、本気で「ちゃんと大きくなれよ」なんて思ったりもしました。この様子、撮影したら家族の時間になったかな?