放送後のお礼 [テレビ番組制作日誌]
当初「家族の時間」は、自分の子供の同級生の家庭などにお願いして出演していただきました。出演交渉が難航していたなか、僕は非常に助かったし、取材先のかたがたには放送されたあがりを見て、とても喜んでいただいているようで安心。
それで…。
たった3分の番組でも、取材は1日がかり。カメラもまわる時間が長いし、結局ハイビジョンの60分テープが6、7本にはなるのです。
どんな番組を作っても、結局は「むだ」(本当はむだではなくて、すごく重要なところなんだけど)…と思われる部分はある。今回は知り合いということや、普段テレビのカメラを向けられる機会の少ないかたがたということもあり、そのカットした部分をほっておけないのです。だから、いつもは絶対やらないけれど、カットした部分で「家族の想い出」として渡すことができる部分を個人的に編集しようと思っています。そもそも、この番組の著作権の一部を、僕らが持っているからこそできるんだけど。
で、いつでも編集できるように自分のPowerBookにデジタイズ。でも、僕の部屋には12年まえの兄の結婚式に始まって、学生時代から最近まで、頼まれて撮影したまま大切に保管されただけになっている素材がたくさん。
やらないわけじゃないのです。気にはしているんです…。
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